Windows8.1 アイドル状態になるとrundll32.exeが動きだすのを止める方法

少し前から私のPC(windows8.1)で、アイドル状態になるとPCがウォーンとうなりを上げる現象がありました。
これが本当にやっかいでしてアイドル時のみおこる現象なので、タスクマネージャーなどで何が起きているのか調べようとしてもマウスを触った瞬間何も無かったかのようにPCが静まります。

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おのれ人間を舐めるのも大概にしやがれということで、タスクマネージャーを画面いっぱいに開いたままじっと待っていたら、どうやらアイドル状態(PCをほったらかして5分くらいたった時)になるとrundll32.exeが現れCPUを25%ほど使いPCがウィ~ンとうなりを上げるということが分かりました。
しかしそこまでは分かったものの、結局何が原因なのかも分からず途方に暮れていた時、最後の手段かなと思いながら↓この記事に書いてある方法を試してみたらすんなり収まりました。
(筆者様、ありがとうございますm(_ _)m)

Windows8 RUNDLL32.exeの暴走を止める 【所有権取得コマンド】

この記事を書かれた方はホームページビルダー18をインストールしてからrundll32.exeの暴走が始まったようです。
私のPCにもホームページビルダー18が入っているのですが、インストールしたのはこの現象が現れた半年以上前なのでこの現象の要因となっているかは不明です。

さて、肝心の方法なのですが、C:\WINDOWS\System32\aeinv.dllの「aeinv.dll」の名前を変えるというものです。
本来パソコンに詳しい人以外は触るべきではないOSの大事な部分をいじる方法なので、自己責任でお願いします。

まずコマンドプロンプトを管理者モードで開きます。
そしてtakeown /f c:\windows\system32\aeinv.dllと打ち込みます。
このコマンドはファイルの所有権を、コマンドを打った自分のものにするものです。
system32フォルダにあるファイルはWindowsのシステムに関わる大事な部分なので、所有権はディフォルトでは自分のものとはなっておりません。

コマンドプロンプト管理者モード

私の場合はこれだけではファイルの名前を変更することができませんでした。
今度はファイルのアクセス権を取得をします。
C:\WINDOWS\System32\aeinv.dllのファイルを右クリックしてプロパティを開きます。
「セキュリティ」のタブ→「編集」をクリック。(画像は名前変更後のaeinv.dll.bakとなってしまっています)

ファイルのアクセス権を変更1

「Users」を選ぶ→「フルコントロール」→「OK」をクリック。警告がでますがそれもクリック。

ファイルのアクセス権を変更2

これでアクセス権が変更されました。名前の変更ができるようになります。
上で紹介した記事と同じようにaeinv.dllというファイル名をaeinv.dll.bakにしました。
これでアイドル状態でrundll32.exeが暴走し、パソコンがうなりを上げることは無くなりました。
私のPCは今のところ平穏無事です。
もし、この方法を試す方がおられましたら、一応この手順を覚えておいて、いつでも元にもどせるようにしておいてください。

(追記)2015/5/21
最近、Windowsの更新プログラムをインストールしたらリネームしたはずのaeinv.dllが復活していました。
同じ症状がでていたので、再びファイルの名前を変えて無効化にしたら症状は無くなりました。

(追記)
もっと根本的(?)な対処方がありました。
コメント欄をご覧下さい。

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コメント

  1. sat より:

    最近ウィンドウズアップデートしてから、rundll32.exeが暴走するようになり困っていました。情報有難う御座います。 
    確かにホームページビルダー16が入っていますが、5月のウィンドウズアップデートがきっかけで暴走するようになりました。線を引いたかのようです。 なので今回、私の環境ではビルダーは違うようでした。 昨年終わりぐらいから、MSの破壊アップデートで悩まされております。 ここ最近のゲリラアップデートで苦しむのは多分、私だけじゃないはずです。

    win8の環境でこの症状は頻発しているようですが、私の環境はwin7の32です。 今導入しているf-secureのアンチウィルス対策ソフトも相性問題が良くあるので(特にウェブプロテクションのフィルターが働くとrundll32.exeの使用率がとたんに増加していく) 疑ってます。どちらにしても、アップデートで直れば良いのですが。

    私の場合は http://www.fisc.jp/weblog/reinan/2015/04/rundll32exepc.htmlのサイトを参考に、サービスを停止させました。 嘘の様に静かになりました。

  2. sat より:

    こちらこそ、有難う御座います。

    >最近、Windowsの更新プログラムをインストールしたらリネームしたはずのaeinv.dllが復活していました。
    最近またアップデートでrundll32.exeが復活していました。 例の参考サイト、コンピューターの管理→「タスクスケジューラ」→「タスクスケジューラライブラリ」→「Microsoft」→「Windows」→「Application Experience」を開き、「Microsoft Compatibility Appraiser」を終了で 再度停止させます。 aeinv.dllをはじめとして、Winアップデートすると設定が元に戻るので注意が必要なのかもしれません。 いろんな方が困っている症状なのは明らかなので、MSで修正を行ってほしいですね。 本当にこの箇所は欠陥だと思います。 

    • u_kenji 管理人 より:

      sat様

      コメント、ありがとうございます。

      最近、私の方でもaeinv.dllの無効化でrundll32.exeは収まるものの、今度はアイドル時に「System」が暴走するという事態に見舞われていました。

      そこでsat様のコメントを参考にタスクスケジューラ周りのことを調べていたら解決策がみつかりました。
      私の環境下では「Microsoft Compatibility Appraiser」を終了させる方法は効きませんでした。

      私の場合は、「コンピューターの管理」→「タスクスケジューラ」→「タスクスケジューラライブラリ」→「Microsoft」→「Windows」→「TaskScheduler」→「Regular Maintenance」を右クリック→「プロパティ」→「トリガー」→「編集」→「環境設定」の一番下の「有効」のチェックを外す、という方法でうまくいきました。
      この「Regular Maintenance」はただ単に右クリック→無効 or 終了 してもすぐに復活してしまい、うまく行きませんでした。
      この件に関しては近いうちに追記したいと思います。

      私もこの欠陥でWindowsにはほとほと疲れてしまいました。
      早急に根本的な対処をして欲しいものですね^^;

  3. iem より:

    管理人様
    貴重な情報参考にさせていただきました。私の場合の環境下では、管理様と全く同様な症状で他の方法も効果なく、「aeinv.dllの無効化」が一番効果的な方法でした。
    以前から上記無効化を試していたのですが、私の症状の経緯が管理様と全く同様なので、少し驚いていた次第です。
    私にはまだ何かすっきりしない状態なのですが、今後何かヒントになれば、と思い書込みさせて頂きました。私の環境はWindows8.1(core i3)です。
    ・aeinv.dllはWindowsフォルダの下位に4個ある事。(内1つはリネイム無効化)
    ・サイズが2種類ある。私の環境下には size525KB とsize381KBがある事
    フォルダはWindows下位で違うものの、サイズが2種類あることには何か意味があるのでは?
    と思っています。
    当方で分かっている事は以上です。また何か情報があれば、よろしくお願いいたします。

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