Admob広告を表示するcordovaのプラグイン「cordova-plugin-admob-free」ですが、GitHubで公開されているものが少々古いものでして、Google Mobile Ads SDKのバージョンも古いままです。
さらに、大変便利なプラグインであるものの、色々と難があり、アプリにうまく取り入れるのに苦労しました。
以下2点が大事なポイントでした。
■1点目 本家のもの以外のを使う
まずGitHubの本家のものは、セットとなっているadmobのSDKが古いし、そもそもプラグインを入れようとしてもエラーがでたりなどで、使い物になりませんでした。
そこで情報を集めていたところ、issuesで以下を見つけました。
( ITM-90809 IOS Deprecated API Usage #418:https://github.com/ratson/cordova-plugin-admob-free/issues/418 )
こちらのjarodmsさんが、新しめのGoogle Mobile Ads SDK(7.63)を入れたものをフォークしてくれているので、こちらを使います。ビルドエラーなど起きず、うまく行きました。
一応、cordova-admob-sdk → cordova-plugin-admob-freeの順で入れます。
cordova-admob-sdk:https://github.com/jarodms/cordova-admob-sdk
cordova-plugin-admob-free:https://github.com/jarodms/cordova-plugin-admob-free
■2点目 iosの場合はInfo.plistの設定情報を記述
Google Mobile Ads SDKの新しめのバージョンをiosアプリで使う場合、Info.plistへのいくつかの記述が必要です(これをしないとアプリが起動後に落ちます)。
config.xmlの<platform name=”ios”>内に以下の2つを記述しました。
<config-file parent="GADApplicationIdentifier" target="*-Info.plist"> <string>ca-app-pub-●●●アプリのID●●●</string> </config-file> <config-file parent="GADIsAdManagerApp" platform="ios" target="*-Info.plist"> <true/> </config-file>
1つ目はアプリのIDです(アプリIDの部分はご自分のものを入れてください)。
2つ目はアドマネージャーを使っている場合はこの記述が必須になるようです。
以上になります。
コメント