先日、新しいMac bookを購入し、古いMacから移動させたXcodeのプロジェクトを開いてみると、storyboardとLaunchScreenのファイルだけが開けない、クリックしても何も表示されないという現象に出くわした。
最初は原因が何か分からなかった。Xcodeのバージョンが新しいからなのか…M1Macにしたからなのか…AppleIDの認証関連で何か引っかかっているのか…
答えはとても意外だった。結論として、storyboardの拡張子がいつの間にか書き換えられていて、Xcodeがstoryboardのファイルを認識できなくなっていた、というのが原因だった。
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「プロジェクトフォルダ」→「プロジェクトフォルダ」→「Base.lproj」の中にstoryboardのファイルがあるのだが、そこを見に行ってみると、本来なら「○○.storyboard」となっているはずが「○○.storyboard.xml」となっていたのだ。
なので末尾に追加されている「.xml」を削除するとXcodeでstoryboardが開けるようになる。
なぜこんなことが起きたのかというと、googleドライブが原因だった。
結局、色々調べた結果、googleドライブ側でプロジェクトフォルダを圧縮するときに勝手にstoryboardのファイルにxmlの拡張子をつけてしまうみたい。
これの解決策としてはMac側でzipに圧縮してからgoogleドライブに入れると、ダウンロード時にgoogleに圧縮されない、つまりファイル名を書き換えられなくなる。
そもそもMac側で圧縮してからドライブに送った方が時間の節約にもなるし賢明なのだが、まさかこんな罠が潜んでいるとは思ってもみなかった。
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